2010年4月25日日曜日

支出管理 Ver1.4 (6)グラフ画像送信


Ver1.4で日別の推移グラフの画像をメールで送信する機能を追加しました。
横幅の広いグラフですのでiPhoneでは全体を見るためにスクロールする必要がありますが、この機能で送信した画像をMacやPCの広い画面で見ることができます。

予算に対する支出の推移、分類ごとの割合、いつ、何にどれだけ支出したのかを一枚のグラフでまとめて振り返ることができます。

送信は下の画面のメニューから行います。
日別の推移グラフを表示している状態で左下のアクションボタンをタップするとメニューが現れますので”メールで送信”を選択してください。



また、Ver1.4で写真のサイズ”金額に比例”を追加しています。これもこのメニューから選択できます。金額の大小に応じて写真の大きさが変わりますので直感的につかむことができます。画像のメール送信機能と合わせて使うと効果的だと思います。

支出管理 Ver1.4 (5)グラフの変更

Ver1.4でグラフ関係で変更した点をご説明します。

・分類別の状態グラフを追加
このグラフは、それぞれの分類が予算に対してどんな状態にあるのかを見るためのグラフです。背景の薄い青が、それぞれの分類の今月の予算を表しています。
青い部分からグラフがはみ出ると、予算を超えたことになります。

背景の青の一段濃い部分は、日割りの予算を示しています。グラフが濃い青の部分を超えていると、このままのペースで行くと予算を超えそうだということが分かります。




・グラフ選択のためのプレビュー画面
グラフの種類が3から4種類に増えたため、選びやすくなるようにプレビュー画面を新設しました。画面右下のグラフ選択ボタンをタップするとこのメニューが現れます。見たいグラフをタップしてください。

・月別の推移グラフにタグのグラフを追加
月別の推移グラフで赤い丸の部分をタップし、タグを選択することができます。
例えば、”無駄遣い”タグが付いた支出額が、毎月どのように変わっているかを見ることができます。

・吹き出しの表示の高速化
グラフにさわったときにでる吹き出しがなめらかに表示されるようになりました。

2010年4月14日水曜日

支出管理 Ver1.4 (4) 3種類の表を追加

Ver1.4で3種類の表を追加しています。
もともとあった支出合計の表の他に加えて、予算残高の表、予算の表、タグの表です。
4種類の表は、画面上部にあるスイッチでいつでも切り替えることができます。

支出合計
もとから存在している、支出合計金額の表です。


予算残高
予算から支出の金額を差し引いた、残りの金額の表です。
赤字は、予算を超過していることを示しています。




予算
Ver1.4で予算を月ごとに変えられるようになったため、予算がどのように変動しているかを確認するためこの表を追加しました。薄い青字の月は標準予算です。濃い青は月別予算が設定されている月です。



タグ
それぞれのタグについて集計した結果を表にしています。
Ver1.3までは、このような集計をするためには検索機能を使う必要がありました。
Ver1.4では月ごとの集計結果を表で簡単に一覧することが出来るようになりました。




支出管理 Ver1.4 (3) 予算との対比をしない

Ver1.4で、予算との対比をしない設定を追加しました。
例えば、最初の月は予算対比無しで支出の記録だけをして現状把握に努め、2ヶ月目からはそれを元に予算管理する。
というような使い方を想定しています。

設定変更
設定>操作と表示>予算との対比をオフにします。



記入モード、グラフ、表の全て画面の予算や予算残高の表示が消えます。



2010年4月13日火曜日

支出管理 Ver1.4 (2) 毎月の定期支出

毎月の同じ日に同じ額の出費がある場合、”毎月の定期支出”機能を使うことで入力の手間を少なくすることができます。

特別なタグ”毎月の定期支出”がタグリストに追加されています。支出にこのタグをつけておくと、次の月の最初にアプリを起動したときにそれらの支出が自動的に複製されます。

タグを設定
定期支出にしたい項目を開き、タグの設定ボタン(赤丸)をタップします。


Ver1.4では新しいタグ”毎月の定期支出”が追加されていますのでこれを選択します。
メモ欄にタグが入力されました。




タグを割り当てると、リスト上では以下のように表示されます。



複製
翌月の最初にログインしたとき、前の月に”毎月の定期支出”を割り当てた項目が自動的に複製されます。日別推移グラフでは、将来の支出は下の画面のようにグレーの線で表現されます。


(参考)
Ver1.4以降では、月別推移グラフでタグで集計した合計金額を見ることができます。また、表でもタグ集計を確認できます。





2010年4月12日月曜日

支出管理 Ver1.4 (1)月別予算

月ごとに予算が変動する場合に対応するために”月別予算”の機能を追加しました。

予算は2種類
Ver1.4では予算は以下の2種類になります。

  • 標準予算
    • Ver1.3までの予算と同等のものです。標準予算で設定した予算は基本的に全ての月に適用されます。
  • 月別予算
    • 標準予算と違う予算を組みたい月に対して設定します。この月は、標準予算よりも月別予算が優先されます。

両方とも”設定”タブで編集を開始します。


標準予算の設定
標準予算の設定は、Ver1.3までの予算の編集と同様です。

一覧画面で新規分類の追加、削除、並べ替えをすることができます。分類を選択、分類の名称と予算の金額を編集します。


月別予算の設定
月別予算の設定を開始します。当初は月別予算は一つも設定されていません。
”+”ボタンを押し、月別予算を設定する月を選択します。


新たに月別予算が作成されました。当初は標準予算を同じ内容で作成されます。
これを編集し、この月独自の内容を加えていきます。


編集の方法は標準予算とほぼ同じですが、加えて”メモ”を記入することができます。これは、標準と異なる予算にした原因などの記録に使用することを想定しています。
ここでは”交通”の予算額を変更し、新規に”交際”分類を作成しました。




予算の推移を見る
月別推移グラフや、予算表(Ver1.4で追加)を開くと、予算額の変動の推移を確認することができます。
月別推移グラフでは、薄い青の領域が予算を示しています。青い部分の高さが月によって上下していることを確認出来ます。
予算表では、薄い青字の月は標準予算濃い青字の月は月別予算が設定されていることを示しています。月別、分類別に予算の金額を確認することが出来ます。




月別予算の削除(4/17追記)
一度設定して月別予算を削除するためには、”月別予算”画面で削除したい月の行を左右になぞります(スワイプ)。すると、行の右側に削除ボタンが現れますのでこれをタップし、削除します。これで、その月は再度標準予算が適用されます。



支出管理 Ver1.4を申請しました

本日Ver1.4を申請しました。
当初考えていたよりも規模が大きくなって時間がかかってしまいましたが、おそらく1週間以内には審査が完了しアップデートをご利用いただけると思います。

以下がVer1.4の変更点です。

<新規機能> 
-月別予算
 予算の変動に対応するため、”月別予算”機能を追加しました。
 ”標準予算”は、Ver1.3までの予算と同じもので、全ての月に適用されます。標準と異なる設定をしたい月に対して”月別予算”を設定することができます。

-毎月の定期支出 
 毎月同じ日に、同じ金額を支出する項目に対して”毎月の定期支出”タグを付けておくと、翌月最初に起動した時にそれらの支出が複製されます。

-分類別の状態グラフ
 分類別に、予算と支出実績を比較するためのグラフを追加しました。

-タグの月別推移グラフ
 月別の推移グラフで、タグのグラフを選択できるようにしました。例えば、”無駄遣い”タグについて毎月の金額の推移をグラフで比較することができます。

-グラフプレビュー 
 グラフの選択を分かりやすくするためにメニューを新設しました。4種類のグラフのプレビューから表示するグラフを選択します。

-グラフの画像をメール送信 
 日別推移のグラフはサイズが大きいため見るときにスクロールする必要があります。このグラフの画像をメールで送信し、パソコンの大きな画面で全体を見渡すことができます。

-3種類の表を追加 
 これまでの支出実績の表に加え、予算残高、予算、タグの3種類の表を追加しました。表モードの上部のスイッチで随時切り替えることができます。

-予算対比をしない設定を追加 
 予算との対比をしないで単純に支出の記録だけをすることができます。設定の”予算との対比”をオフにしてください。

<改善> 
-新規登録時に何も入力せずに元の画面に戻ったとき、金額0の項目を作成しないようにしました。

-写真のサイズを撮影時に選択できる設定を追加 
 詳細な写真の保存には時間がかかるため、撮影の都度保存サイズを選択できるようにしました。

-電卓の000、00ボタンを選択可能

-グラフの写真のサイズに”金額に比例”を追加 
 支出の額の大きさに応じて写真のサイズが変わるため、金額の大小を直感的に把握できます。写真サイズの変更をメニュー化しました。

-グラフにタッチした時の吹き出しの表示を高速化

-表のスクロールの方向を最初にスクロールした方向でロック
 例えば、縦にスクロールしているときに横にずれてしまうことを防ぎます。

-翌月以降の支出を先行入力した場合に、グラフや表に表示しない設定を追加

-検索の条件を保存し、次回起動時に再現
 期間の設定などを毎回やりなおす必要がなくなります。

-データのメール送信 
 Shift-JISの制限によりCSVファイルが生成できない場合のエラーメッセージを追加しました。また、Unicode(UTF-16)をサポートしました。

-設定(予算、タグを含む)を変更後、アプリが異常終了すると設定が変更前の状態に戻ってしまう問題に対応
 安定性を向上しました。また、仮に異常終了しても設定が消えないようにしました。

<不具合修正>
-支出の日付を変更して、その月の項目が全てなくなると異常終了する問題を修正

-連続登録でタグイメージが生成されない問題を修正

-CSVファイルの名称変更 40文字制限のあるISPに対応

-小数表示にしているとき、1.00以下の数値の表示が間違っている問題を修正

-スワイプで削除ボタンを表示するとき、重なるビューを隠す

-スワイプで削除するとき、一日計が更新されない問題を修正

-表の前月までの平均の計算誤り修正

-支出の項目名やメモにダブルクォーテーションが含まれているとき、
CSVファイルの書式が誤っている問題を修正
今後、このサイトで主な変更点の説明を掲載いたします。